吉岡克眞 プロフィール

吉岡克眞(ヨシオカ カツマサ)とは?

劇団皇帝ケチャップ主宰・作・演出/日本劇作家協会会員/日本コメディ協会理事(2017~2018)

東京都出身。明治大学 法学部卒。中学2年から小説を書き始め、高校時代はライトノベル、大学時代は純文学を執筆。社会人になってから2冊の小説を別名義で出版。

劇団の脚本執筆がキッカケとなり演劇にのめり込む。半年で100本以上の作品を集中的に観た後で自ら劇団を発足。会社を辞め本格的に舞台に取り組む。

 

劇団員は募集しない方針!

かつては劇団員を増やすことに熱心だったものの、現在はその際の反省(必要以上に劇団員に頼ってしまったり、仲良しチームの悪さ、育成の行き届かなさ、団体という窮屈さなど)をもって劇団員を増やす考えは捨てている。その代わり公演の都度スタッフを集め、出演者を集めるというプロデュース団体としての側面が強くなっている。

脚本、演出のお仕事、承ります!

劇団内外では脚本や演出、怪談イベントへの台本提供などと活動を広げております。上演時間、出演人数、ジャンル、予算など指定がありましたらご相談ください。

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吉岡克眞にインタビュー(過去のインタビュー記事より)

中2で小説を書きはじめた吉岡

吉岡です。僕は中2の頃から小説を書き始めました。高校生時代まではライトノベルを、大学生時代は純文学を書いていました。大学卒業後には、2冊ほど本(小説)も出させてもらったりもして…とにかく、ずっと本を書くことをしてきました。

ある劇団の脚本をキッカケに演劇へ

そんな僕の転機の1つは、社会人向けの劇団で脚本を書かせてもらったことが挙げられます。そこで演劇の面白さみたいなのを改めて知り、“自分でもやってみたい”と思うようになったんです。それからは“やるからには色々な作品を観ておかなければならない!”と、様々な作品を観に行くようになりました。多い時には月に20本観ていましたね。かなり金銭的に圧迫されましたが(笑)。

会社を辞めて、劇団発足へ

そんな生活を経て…映像制作の会社やIT系の会社で営業事務の仕事をやっていたのですが、31歳にして会社を辞める決断をしました。派遣として働きながら、舞台を本格的にやっていく決意をしました! 『まあ、何とかなるだろう』と(笑)。

2013年夏、正式に劇団化し、今回の公演に向けて準備を始めました。劇団員もいないままでしたが、やることが明確に決まったので、それに向けて動くようにはなれましたね。
メンバーも増え、順調というわけでもありませんが、“舞台をやりたい”と思ったあの頃の夢が実現できています。

劇団の特徴は?

劇団の特徴ですが…1つは“分かりやすさ”です。一般の人には、演劇というだけでどうしてもハードルが高くなってしまいがちです。「どんな年齢層の人にでも分かってもらえるような作品」を、どんなジャンルの作品でも1番に考えています。方向性として色々な作品にチャレンジしていく予定ですが、ちゃんと計算した上で脚本を作り上げていくつもりです!シリアス作品でもところどころで笑ってもらえるようなシーンも作り、中学~大学くらいの、まだ演劇を観たことがないという若い人たちにも“演劇は難しい”と思われないように…そのへんはぶれずにやっていきたいと思っています。
キャラクターがパワフルに動き回ります。セリフの掛け合いなどの遊びの部分を多くし、退屈させない展開にしています。マンガを見る感覚で観てもらえればと思っています!

さらなる作品提供機会を創出

普段は舞台の脚本を書いたり演出をしておりますが、舞台以外でも作品をお届けできる場を他にも作っていこうと思い、エンターテイメント全般のウェブサイトや作品の折込という個人企画を立ち上げたりもしました。

ヴィジョンと行動

以上が旗揚げ公演を行った頃に取材を受けて話した内容です。あれから4年近くも経っている為、改めて今の話も書き加えておこう。

1.演劇(舞台)を仕事にする。
これは現時点では考えておりません。なぜならそれは自分自身の行動を抑制するものにすぎないからです。ドラマ・映画・小説・webとクリエイティブな仕事は多々あります。

チャンスを掴んだら放さないつもりで今を必死にやろうと考えています。チャンスを掴む、作ることもまた難しいことに違いはないのですが一度きりの人生ですのでがむしゃらにやるだけです。

2.劇団での活動について。
人が減ればマンパワーも落ちます。ただメンバーの循環は必要だとは思っています。売れたい欲求が高い人間が集まっているのが当劇団であってほしい、そのために努力を惜しまない、チャンスを逃さない貪欲さを持っていて欲しいと願っているわけです。

なので自分がここで活動することが+ではないと判断したら飛び出していくことを止めません。私だって売れて飛び出していきたいのですから。ただ飛び出したとしてもそこにはあってほしいというのが「劇団」の存在なのかなと思っています。家のようなものというのでしょうか。

劇団公演自体が減ったとしても、それをマイナスに取るのではなく、「売れたから減った」というプラスの状態になるように今後も活動していきたいと考えております。

3.劇団員について。
活動を継続するためだけに増やす、というのは考えておりません。劇団としてやるべきこと、やりたいことがあるのであればそのために必要な人員を劇団として持つことが正しいのかと。

うちは老舗の劇団でもありませんし、どこかの事務所が後ろに控えているわけでもありません。

作品を観て、その中にやってみたい役、言ってみたい台詞があったとして、劇団にささやかな好奇心と不安とが混ざりあったような感情で悶々とするんです、という人がいたとすれば、気軽にお問い合わせしてもらえれば回答させて頂きます。回答という堅苦しいものでもないので、「おはなし」を致しましょう。

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