小説 【短編オリジナル小説】スカウト待ちの少女に声をかけられて、俺の人生変わりそうです。 vol.7 2017.08.04 克眞吉岡 俺は木刀を杖のようにして身体をもたせながら、「なにもしないで下さいね」と言って帰って行く所属女優の莉緒を見送った。 前回はこちら 「いいんですか、帰しちゃって」という朱乃はコーヒーカップを片付けながら言った。 「いいんで…