次回公演情報

ご案内そしてご挨拶

次回は劇団としては第3回公演を行ったゴールデン街劇場以来の新宿、そして初の本多劇場グループでの上演となります。気負わずにいつも通りに物語っていけたらと思ってはおります。

上演ジャンルとしては恐らくコメディになる予定。観ていただいた方に笑ってもらうことはなかなかに難しいことですし、私が劇団を立ち上げてからずっと考えている「笑い」については、大笑いではなく、小笑いを日常の会話の中に描いていきたいということ。キャラや顔で笑わせるのでもなく、会話、その人と人とのやり取りでわらってもらいたいというのが作劇の根底にあります。

あらすじとしては以下の通り。

その日、小説家 美濃原葉衣路は戌亥川八十吉賞(通称戌亥川賞)の受賞連絡を待っていた。5回もノミネートされながら、まだ受賞に至っていないことをネタにされることも屡々。1人で結果待ちするのも耐えられず、気が置けない担当編集や知人の小説家を巻き込み、出版社近くに密かに営業している純喫茶ナヲウルで緊張で味もわからなくなっているコーヒーを飲む。

別の席には葉衣路とはライバルと位置づけられているもう一人の候補者、今津由香里がマネージャー、担当編集と共に結果の連絡を待っていた。その様子をお店のオーナーである桃川穂乃果はハラハラしながら、お互いがこのまま気づかずに、何も起きるなと神に祈りながら見守っていた。何故なら、いつからか由香里が葉衣路のことを目の敵にするようになっていたから。

そんな穂乃果の祈りも虚しく、お互いがいることに気づき、一触即発の空気が店内に漂う。葉衣路は憎まれる理由に心当たりがなく、その理由を由香里に問い質す。

いつ、どこでやるの?

■タイトル:「拘ったところでたかが文字」(劇団皇帝ケチャップ第19回本公演)
■劇場:新宿シアタートップス
■劇場住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-20-8 WaMall TOPS HOUSE ビル4階
■公演日程:2025年4月16日(水)~4月20日(日)

詳細は2月上旬頃に。今しばらく情報解禁までお待ちくださいませ。