【今注目のご当地劇団】東京の劇団「ライオン・パーマ」は「ハード・ボイルド&ボイルド・ジョーク」がキャッチフレーズ!

こんばんは、元舞台役者のノナです。
今回は、今注目のご当地劇団を紹介します。

その名の「ライオン・パーマ」。東京の劇団です。
キャッチフレーズは「ハード・ボイルド&ボイルド・ジョーク」といった個性的な劇団です。

劇団との出会い

私が大学へ入学した年のある日のこと。友達が所属していた演劇部の部室を訪れると、テーブルの上に「ご招待券」と赤いスタンプの押された芝居のチケットがあるのを発見しました。

「青春と黒いメルヘン/劇団HEAVENS OPEN」

当時の私はダンスを長く続けていたものの、芝居は全く未知の世界でした。しかし何となく興味を持ち、公演当日の予定がたまたま空いていたこともあって、演劇部に所属する友達に頼み込んでそのチケットを譲り受けました。

それが私と「劇団HEAVENS OPEN」、後の「ライオン・パーマ」との出会いであり、私と演劇・芝居の世界との出会いでもありました。

この劇団の作風

この劇団の芝居は、例えば「人の死」などの重いテーマが盛り込まれていながらも、そこにショートコントのような「笑い」のシーンがふんだんに取り入れられ、それでいて最終的には「うんうん、そうだよね…」と考えさせられるような作品となっているのが特徴です。

「笑いと切なさの同時発射」「ハード・ボイルド&ボイルド・ジョーク」などのキャッチフレーズが、芝居にそのまま生きています。
観た後の後味も良く、「ぜひもう一度観たい!」と思える劇団です。

インターネット上の口コミを見ても「いい感じ!」「ギャグのパワーがハンパない!」「お気に入りの団体です!」など、高い評価を受けていることが分かります。

劇団メンバーはどんな人達?

この劇団は、前身的劇団「HEAVENS OPEN」から、新たに加藤岳仁さんを主宰として2001年に設立されました。
旗揚げメンバーは主宰の加藤さんをはじめ、国学院大学演劇研究会のOBが中心となっています。

なるほど、学生時代からのしっかりとした芝居における表現の基礎に裏打ちされているからこそ、独特の作風で観る人を惹きつけて離さない、あの舞台を作り上げることができるのですね!

ライオン・パーマの由来は?

ちなみに「ライオン・パーマ」という劇団名は、その名も『ライオン・パーマ』という公演作品から、響きが良かったために付けられたのだそうです。
この作品は、風になびくタテガミに間違えてパーマをあてられてしまった、百獣の王ライオンの物語
トレードマークである立派なタテガミを失っても、ライオンは野生の国で「百獣の王」として君臨し続けることが出来るのか!?という内容でした。

次の講演

ライオン・パーマは、2017年8月17日(木)~20日(日)に、下北沢の「駅前劇場」にて公演を行います。
『フィクション・モテギモテオ』
作・演出/チャー・アズナブル

演劇に興味のある方は、是非劇場まで足を運んでみられてはいかがでしょうか?

劇団ライオン・パーマ 公式HP

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