小説 【短編オリジナル小説】きょうの二階堂さん、きのうのタカナシくん vol.9 2017.05.30 克眞吉岡 「ピグミーマーモセットって知ってる?」と突然授業が終わると二階堂さんは僕に言った。 前回はこちら 「あの、お猿的なやつ?」 「そうね、お猿的なやつね」 「え、今それって必要な情報? 僕がピグミーマーモセットを 知っている…