【役者・劇団員お役立ち】「本気でつらい」芝居の稽古に行き詰まった時の対処法は?

こんにちは、元劇団員のノナです。
今回は、「スランプ」「結果がでない」「怒られてばかり」「壁にぶつかった」そんなときの対処法についてご紹介します。

特に新人の頃は「辛い時の方が多い」芝居の稽古

演劇の稽古は、楽しい時もあれば、本気で辞めたくなるくらい辛い時もあります。
演劇を始めて間もない新人さんの多くにとっては、楽しい時よりも辛い時の方が多いでしょう。

私も演劇を始めたばかりの頃は、何をやっても先輩団員からの罵声が飛び、時には「自分には演技は向いていないのかも・・・」と、落ち込むこともしばしばだったことを思い出します。

新人だけではなく、ある程度稽古を続けている人でも「頑張って取り組んでいるのに結果がついて来ない」「上手く行かない」・・・ということもあるでしょう。

そんな「壁」にぶつかってしまった時は、どのように対処していったら良いのでしょうか?

壁は成長のチャンスととらえる

稽古で大きな壁にぶつかった時は、その原因を自分なりに分析し、次の稽古ではそれを解決できるようにしていくのが鉄則です。

芝居の稽古は「自分自身との戦い」です。
自分にできていないことや足りないものを、1つ1つクリアにしていく作業が必要不可欠です。

「壁」にぶつかった時というのは、またとない「成長」のチャンスでもあるのです。

それでもダメなら思い切って気分転換!

しかし、そうやって自分自身と向き合い続けても、どうしても行き詰まったまま、そこから抜け出せないこともありますよね?
そんな時は、思い切って1日〜数日くらい芝居から離れて、スポーツ、買い物、散歩など、自分の好きなことをして気分転換をしてみるのも良いでしょう。

また、この機会にシェイクスピアなどの演劇の古典作品の原作の本を読んだり、他の劇団の舞台などを観に行ってみるのもオススメです。
この時は、「これは芝居の稽古の一環だ」などと意識せずに、純粋に作品を楽しみましょう!

そして充分にリフレッシュできたら、また新たな気持ちで芝居の稽古に臨みましょう。

稽古に行き詰まった経験も、あなたの役者としての貴重な経験の1つとなっていくことは、間違いありません!

まとめ

  • 新人時代はどうしても「楽しいこと」より「辛いこと」が多いもの。そこが成長につながる
  • 「壁は成長の機会」と前向きにとらえて、その原因を自分なりに分析し、次の稽古ではそれを解決できるようにしていく
  • ストレスのためすぎは注意!稽古に行き詰まった時は、上手に気分転換をしよう!思いっきり自分の好きなことだけをするのがオススメ!

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