『劇団さん、情報公開って難しいですか?』

どうも。
劇団皇帝ケチャップ主宰の吉岡です。

第7回本公演の詳細を発表する中で、先日より動画企画を考える中、収録したものをYouTubeにアップしました。

まずは二人について簡単に紹介。
左に座っているのは、あやせいかさん。右に座っているのは、原鈴香さん。

お二人とも劇団の第6回本公演に出演して頂いた役者さんです。
あやさんは「春。いつかの雨の匂い」で芸能事務所のマネージャー役を。原さんには「夏。つかの間の虹」でDV男を養っている精肉店の店員役を。

第7回本公演には出演されないのですが、またいつか出演をお願いしたいと考えていたので動画企画に参加してもらうお声がけをさせて頂きました。

実際役者の気持ちというのはわからなくて、舞台じゃないなら出ません、やりません、というこだわってやられている方もいるんじゃないだろうか、そう思うと、なかなかお声がけしにくく、見知っている方を限定ではじめましたが、いずれもう少し参加者を増やしたいと思っているので、出たいという方がいらっしゃればお気軽にお声がけ下さい。条件としては、やる気と私との相性ぐらいでしょうか。

さてさて、今回撮影した動画ですが、実は第7回本公演「ソノ先に在る、あるいは居るモノへ」の第1話『善意と悪意と幾許かの優しさ』シーン2「放課後の教室1」をまるっと朗読いただいております。ここでもしかしたら誰かしら疑問を抱くかもしれません。

「本番前に公開してもいいんですか?」

その疑問にお答え致します。「いいんです!」
…なんだか何処かの楽◯カードマン的な台詞になってしまいました。

情報のコントロールは確かに必要なことなのかもしれませんが、わからないものを観に行くために自分自身の時間とお金を費やせるかというと、私は「ううーーん」と唸ってしまいます。

そのわからないものという状態に「演劇」がなってしまうのっていくつか理由があると思っていて、

①台本がない。つまり伝えるものがない!
②宣伝方法が少ない。折込、ホームページ、SNS?
③誤った情報のコントロールをしてしまう。

③に関してはわからなくはないんです。お客様に劇場に来てもらって楽しんでらもいたい、にも関わらず、この人犯人ですとか事前に知らされたら、「えーーーー」というリアクションしちゃうと思います。

ラスト5分とかは公開しないのはありかとは思いますが、それ以外はどんどん公開していくのがいいんじゃないかなと最近思います。だって舞台演劇って客席と舞台の近さ、そしてナマモノである醍醐味、役者の熱を感じる劇場の密閉空間。ま、そればかりではないですが、それを味わうために劇場に行こうと思う気持ちを抱かせられなければ、その判断できる材料を提供出来なければ「そうだ。芝居を観に行こう」ってなりませんよね。稽古風景は公開できず、ネタ的な動画が流れてきても、余程その人達のファン、劇団のファンじゃなかったら「そこじゃない」って携帯の画面見ながら言ってしまいますもの。

そんなことに気づけた4年目の冬です。朗読をしてくれている二人は3月公演には出演しません、そして朗読している台本は第1稿ですので、ここから変わる可能性はありますことをご了承頂いた上で、動画をご視聴頂けましたら幸いです。

なお、この動画はTake1となっており、この直後、私が演技に関するフィードバックを行って、Take2を収録しております。後日そのTake2も公開致しますので、違いを見つけて、どう演出をつけたか想像してみて下さい。

今後は定期的に動画をアップしていきますので、
チャンネル登録よろしくおねがいします!
※※出演者も大募集中※※

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第7回本公演「ソノ先に在る、あるいは居るモノへ」
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